客先担当から有効な情報を聞き出せない・・という営業マンが必ずやるべき3つのステップ
こんにちは。今回は、
- 客先担当から有効な情報を聞き出せない!
- 何を話せばいいか分からない!
- 質問に答えてもらえない!うまく話せない!
という悩みを抱えている
商社2年目の若手営業のあなたに
お伝えしたい内容となっています。
営業活動の中で、客先担当との商談・面談は
その後の客先との関係に
ダイレクトに影響する特に大切な部分です。
ここで上手く立ち回れないと、
- 客先との関係が悪化する
- いつまでも有効な情報を得ることができない
- 訪問だけが増えて売上は増えない
- 何のために訪問しているのか分からなくなる
といった状況になりかねません。
この記事を読んで対策をし、
- 客先との関係が良くなる
- 客先が求めているもののヒントが得られる
- 訪問に関わらず売上が伸びる
- 営業をかけなくても仕事が来るようになる
という良い状況へ転換させましょう。
あなたが用意してきたことを実践する場面です!
できるだけ具体的に書いていきます
なぜ客先担当から情報を聞き出せないのか?
なぜ客先から情報を聞き出せないのでしょうか?
まずは根幹の原因です。それは、
信頼関係の構築
ができていないからです。
極論ですが、あなたが全面的に信頼されていたならば、
あなたの質問にはすべて答えてもらえるはずです。
例えば、家族や親友のような関係です。
ここまではいかないにしても、
まだあなたの信頼度が足りないというのが
根幹の原因です。
これを踏まえて、
どのように行動すれば解決できるか、
3ステップでお伝えします
Step1:信用を得る
Step2:質問力を高める
Step3:話しやすい状況を作る
それぞれ詳しく見ていきましょう
Step1:信用を得る
まずは、ある程度の信用を得ましょう!
警戒されていては、何も話してもらえませんし、
十分な面談の時間も空けてもらえないでしょう。
それでは、
どうしたら信用してもらえるでしょうか?・・
逆にあなたは、どのような人なら
信用するか考えてみてください。
営業マンのキャラによっても随分変わりますし、
これという正解はないと思いますが、
営業においては以下のような人が信用を得られます。
- 時間を守る人、礼儀正しい人
- ある程度身だしなみがきちんとしている人
- 信用できる会社の人
- 信頼している人から紹介された人
- 客先担当の役に立とうとしてくれる人
- ここぞというときに助けてくれる人
- 人間として尊敬できる人
- 共通する部分が多く、話が盛り上がる人
- (趣味、経歴、苦労、知人、年齢、感覚など)
また、商品説明だけするロボットのような人より、
仕事以外のプライベートな話ができるような、
人間味がある人の方が、深い関係になりやすいです。
信用を得るために、
商談の時間、あえて雑談のみ行う
という場合もあります。
まずは相手を知るところからです。
Step2:質問力を高める
次に、有効な情報を聞き出しましょう。
有効な情報とは、最終的に売上に繋がる情報です。
先に質問リストを作ってもいいかもしれません。
【何か案件がある場合】
- 現在の進度・検討時期・導入時期
- 競合他社への問合せ状況
- それぞれの案件の予算金額
- 他の担当者の動向・権限
【案件がない場合】
- 潜在的なニーズの調査
- 信頼関係の構築(雑談や情報提供)
ニーズの調査において重要なのは、
客先が発展するためには、今後どうすればいいか、
自分には何ができるかという視点です。
下記4項目に自分の客先を当てはめてみましょう。
課題を解決するのがあなたの仕事です!
①現状(現在の客先の内情、経営状況)
②理想(経営理念に基づく、客先が目指している場所)
③課題(理想に近づくために行動すべきこと)
④問題意識(課題に対し本当に対策をするのか)
情報を持っている営業マンは強いです。
適切な質問を投げかけ、聞き役に徹し、
たくさんの情報を引き出しましょう!
Step3:話しやすい状況を作る
同じ質問でも、
商談の状況によっては答えが変わります。
できるだけ話しやすい状況を作りましょう。
考えられる、場所・時間帯や状況・
周囲の環境についての例を書いておきます。
【場所】
- 客先の商談室なのか
- 電話やスカイプ上のやり取りなのか
- 受付カウンターでの立ち話なのか
- 作業している現場やデスク横なのか
- 食堂で一緒に食事を取っているのか
- 夜のお酒の席なのか
【時間帯や状況】
- 朝礼後の忙しい時間帯なのか
- 昼、休憩中なのか
- 午後、一服しているときなのか
- 夕方、早く帰りたい終業前なのか
- 決算前で多忙を極めるときなのか
- 次期の予算申請をする時期なのか
【周囲の環境】
- 横に担当者の上司がいる
- クライアントが視察にきている
など
あなたが面会しようとしている担当は、
どのような状況であれば
リラックスして話ができるでしょうか?
まとめ
客先担当から有効な情報を聞き出せない・・・
というあなたへ、
信頼関係の構築
が、まず必要であることと、
具体的な行動3ステップ
Step1:信用を得る
Step2:質問力を高める
Step3:話しやすい状況を作る
をお伝えしました。
まずは、信用得るために、
客先担当を知ることから始めてみてください!
※商談中の質問内容やテクニックについては
別途記事を用意します。