新規飛込み営業が怖い!という人に伝えたい、根本的な原因と具体的な対策3ステップ(法人営業)
こんにちは。今回は、
「新規飛込みで素っ気なく断られそうで怖い!」
という苦悩を抱えている、
商社の若手営業のあなたに
読んでほしい内容となっています。
ルート営業中心の商社マンでも、
新規客先を獲得しなければならないケースがあります。
引き継いだ客先のポテンシャルが低く、
売上が見込めない場合などです。
(私の場合、そうでした・・)
新規飛込みは、何度経験してもツラいものです
- 追い返されそうで怖い
- ぞんざいに扱われるのが分かっていて嫌だ
- ストレスが溜まる
- 迷惑そうな目で見られるのが怖い
誰でもいつの間にか、
このような状態になってしまうものです。
断られ続けると精神を病んでしまいそうです・・
- 自信を持って訪問ができる
- 何を言われても自然に対応できる
- 訪問後にまた訪問しようと思える
- 自分のスキルにできる
こういったポジティブな方向へ変えていく必要があります。
思考を転換する方法を身に着け、
新規飛込みの恐怖を克服しましょう!
新規飛込みの怖さに対する対策は?
まずは大事な思考をお伝えします。
新規飛込み営業は、
断られるのが当たり前
断られてからがスタート
ということです。
飛込み先企業の人の気持ちを考えてみましょう
いきなり営業をかけられたとき、
相手はどのような気持ちになるでしょうか?
新規飛込み営業は、相手の都合を考えずに、
こちらが勝手に、一方的に訪問しています。
断られて当たり前なのです。
「新規飛込みが怖い・・」
と、思うことは誰にでもあります。
特に、結果が出ていないうちは、
億劫になりがちです。
なので、根本的な解決法は、
早く結果を出すということです。
結果が出れば自信につながります。
これを踏まえ、あなたには、
『飛込み訪問から担当との面会までの流れ』
について具体的にお伝えします。
Step1:飛込み時は、次に繋がる情報収集を
Step2:会社のネットワークで情報収集する
Step3:仮説を立て行動する
それぞれ詳しく見ていきましょう
Step1:次に繋がる情報収集
飛込み営業は断られて当たり前
とお伝えしました。
なのでまずは、断られることを前提で、
次回、あらためて訪問ができるように、
何か情報を持ち帰りましょう。
具体的には、
- 担当者や決裁者の名前、部署
- 来訪者名簿、事務所内図、社員の内線番号
- ライバル商社が出入りしているか
- 取扱商品に関連するものが納品されていないか
- 事務所、オフィスの印象
- 受付や敷地の守衛がいるか
などです
Step2:会社のネットワークで情報収集する
飛込み訪問で運良く商談できればいいのですが、
なかなかうまくはいきません。
飛込み時に得た情報とは別に、
自社のネットワークを使って情報収集しましょう
探す手段と内容の具体例を書きます
ポイントは、
あなたがその企業に次回営業を掛けたとき、
使える情報かどうかです
【探す手段】
- インターネットで調べる
- 上司や先輩社員に聞く
- 仕入先のサプライヤーや商社に聞く
- 仲の良い客先に聞く
- 会社以外の知り合いがいれば聞いてみる
【探す内容(ターゲット企業に関する)】
- 企業理念、業種、業績、取引先、仕入先
- 仕入れ・取引の規模
- 組織規模、拠点数、組織図
- 部署名、担当者名、電話番号
- 担当者について分かることがあれば
- 最近の取り組み、過去の取り組み
- 意志決定方法(ボトムアップ、トップダウン)
などです
事前にできることはここまでです
Step3:仮説を立て行動する
2回目の訪問で担当者と
面会できることが理想です。
Step2までで担当者情報が分かれば、
アポイントを取って訪問しましょう。
事前情報が多いほど、こちらから出せる
話題があるので、話がしやすくなります。
むやみに商品紹介はせず、
信用を得ることから始めましょう。
担当がどんな人なのか、会社は何をしようとしているのか、
興味を持つことからです。
Step2までで担当者が分からない場合は、
時間はかかるかもしれませんが、また飛込みするより、
電話をして担当者を探った方が確実です。
ただ、すぐに担当者に繋いでもらえない
ケースが多いかと思います。
以下、ポイントを上げます
- 1週間単位で間を空けて電話し、結果をメモしておく
- 電話口の人が毎回同じ人なのか把握しておく
- 時間帯を変えて電話してみる
- 昼や就業間際、就業後は電話を取る人が変わるケースもあり
- 「〇〇部署の方」と、ありそうな部署名を言ってみる
- 少しでも情報があれば、名前を出してカマを掛けてみる
担当者との面会まで辿り着けば、
あとは通常の営業、『アポイント⇒訪問』
の流れで営業ができるようになると思います。
まとめ
「新規飛込みが怖い!」
という若手営業のあなたへ、
断られるのが当たり前
断られてからがスタート
という、飛込み営業の基本と、
根本的な解決法として、
担当との面会までの流れをお伝えしました。
Step1:飛込み時は、次に繋がる情報収集を
Step2:会社のネットワークで情報収集する
Step3:仮説を立て行動する
この3つを実行し、
ただただ飛び込んでいた営業を、
計画的に攻略する営業に変えていきましょう。
まずは、
『次に繋がる飛込み』をしてみましょう!